前回の続きです。
今回はベンチマークソフトによる新旧パソコンの比較です。
ちなみに新旧パソコンの主なスペックを比較をしますと、
旧パソコン | 新パソコン | |
OS | Windows XP Professional 32bit SP3 | Windows 7 Professional 64bit SP1 |
CPU | Core 2 Duo E8400 | Core i7-2600 |
メモリ | 3GB(1.5GB×2) | 8GB(4GB×2) |
HDD | 500GB SATA2 | 1TB SATA3 |
GPU | GeForce 8500GT 256MB | GeForce GTX550Ti 1GB |
両者を比較するのですから、ベンチマークソフトはXPと7の両方に対応していなくてはいけません。
今となってはXPに対応しているベンチマークソフトって案外少ないのですね。
まずは、3DMARK06 Standard Editionです。パソコンでゲームをしない私にとってはあまり意味のないテストですけど、一応有名どころなので。
左が旧パソコン(WinXP)、右が新パソコン(Win7)です。
圧倒的な差が・・・桁が違うよ。
次に、CINEBENCH11.5です。
同じく左がWinXP、右がWin7です。CINEBENCHは32bitと64bitのバージョンがありますが、ここでは比較のためにWin7でも32bitバージョンでテストしました。
最後に、CrystalMark 2004R3です。
同じく左がWinXP、右がWin7です。
結果としていずれもスコアに大きな開きがありました。
まぁ3年以上前のものと最新のものを比較すれば、当然こうなるわけです。
しかし、ここまでやっといて何ですが、この数値の開きがいったいどれほどのものなのか
さっぱりわかりません。
そこで実際の作業でどれほどの違いがあるか確かめてみます。
3Dマイホームデザイナーで内観パースのレンダリングをして、その時間を測ってみました。
データは、実際に作成した「R-SALON」で、内観は照明器具が多くテストに最適と考えました。
結果は、WinXPが 50分33秒。Win7が 29分46秒!
おぉ、かなり速い。半分とはいきませんがそれ近くまで短縮してくれました。これは効果絶大です。
やっと実感がわきました。