ビューローベリタスへ確認申請

仕事

このブログにも事務所のホームページにも一度も載せていませんでしたが
2月初めに戸建住宅(今後F邸と称します)の設計依頼があり、
4月半ばまで設計業務に没頭していました。
融資の土地決済スケジュールの都合で設計期間が短く、ほとんど休みが無く忙しかったのですが、
先日施工業者も決定し、なんとかスケジュールに間に合わせることができました。
(上記の期間、ブログ更新がほとんどなかったのはこのためです。)

ただ、融資の本申込までには確認済証が必要なのですが、あと1週間ほどしかない。
いつも使っている県内の民間審査機関では間に合うかどうかちょっと微妙。

そこで、今回は初めて、
「戸建住宅なら確認済証は即日発行」との噂のビューローベリタスに申請することにしました。
(注:あくまで噂です。また、4号建築物(確認の特例)での話です。)

初めてなので、まずは電話。
物件の概要と確認申請の進め方等を聞きました。
K「確認済証って、どれくらいでおります?」
ビ「申請の不備の程度によりますが、即日発行できます。
「マジですか?」(思わず声に出た)

ホームページには郵送での申請は受け付けないと書いてあったんですが、ダメ元で
K「 ちょっと遠いので郵送での申請は可能ですか?」
ビ「 はい、できますよ。(あっさり)」
K「申請の不備について、訂正はそちらに行って直さないとだめですが、
  追加説明の場合は郵送でもいいですよね?」
ビ「(訂正についても)差し替えが可能ですので、すべて郵送で大丈夫です。
   一度も来店していただくことなく確認済証を発行できます。
「(マジですか?)」今度は声出ないように気をつけた。

で、申請書類を作成し、昨日、ビューローベリタス名古屋事務所に行ってきました。
郵送で済まそうとも思ったけど、初めてなのでやはり最初は持参することにしました。
名古屋事務所は「戸建住宅専用窓口」があり、一般物件とはフロアが違います。
また、専用の手数料を設定しており、行政庁や県内の民間審査機関とくらべて、
名古屋までの交通費をプラスしても安くなります。

中区役所が入るでっかいビルの1階に戸建住宅専用窓口がある。
1階のほとんどが何もないだだっ広いホールで、その正面奥にあった。

K「確認申請お願いします。」
受付「はい、書類お預かりします。かけてお待ち下さい。」
しばらくして担当者が来た。 挨拶と名刺交換をして、
担「即日発行をご希望ですよね?」
K「はい。どれくらい時間かかります?」(名古屋で時間つぶさなきゃ・・・)
担「不備がなければ60分ほどで。
K「 (なにーっ!!)」

即日って60分かよ。驚きの白さ 速さ。

すぐさま担当者は申請を受理するためのチェックをしだした。
と思っていたら、目の前で審査しだした。

5色くらいの色鉛筆を駆使しながら書類と図面をガガガッとチェック。
担「下水処理区域なので、後でここにその旨書いて下さい。」
担「片流れ屋根は小屋組によると書いて下さい。」
不備はその場で指摘され、その場で直す。

担「 では、これで決済にまわします。その間に向かいのコンビニで手数料を振り込んで下さい。」
ここまででおよそ30分。
コンビニから帰ってきて、お茶飲みながら本読みながら待ってた。
行政庁と開発許可がらみの電話確認するのにちょっと時間かかっちゃったみたいだけど
来店してからトータル70分ほどで確認済証が発行された。

初めての利用だったからだと思うけど、帰りに粗品もらった。

ステッドラーのトリプラス・ローラー3色+シャーペンのセット。
おそらく700円位はしそうな豪華な粗品だ。

申請提出→審査→不備の訂正→決済 で、ほぼ丸1日はかかると思ってたけど、
(上記の「→」のところで名古屋観光の予定だった)
わずか70分で全てが完了してしまった。

一応ご注意いただきたいのですが、
この話はビューローベリタス名古屋事務所の戸建住宅専用窓口での話です。
また、今回は確認の特例をつかった、建築基準法施行令第10条第3号に適合する戸建住宅でした。
物件の内容や建設地による法規制が変われば、どうなるかわかりません。
今回の私の場合はこうだったという例としてとらえて下さい。

せっかく名古屋まで来たし、
いつものあそことか、あそことか、あそことか行きました。
しかし都会の本屋は品揃えがすごい。
建築系の本ばかり3時間くらい見てたから、今日は腰が痛い。

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