基礎と地盤補強の種類

久々の更新です。
ここ2ヶ月ほど仕事が忙しくて更新できませんでした。
で、今までの投稿をざっと読み返してみたら、仕事(建築や設計)に関することをほとんど書いてない。
このブログの主目的はそこじゃないので別にいいんですが、あまりにもあまりなので、
今後はクライアントの了解が得られれば、設計過程や工事進捗状況なども書けたらと思ってます。

先日、地元の図書館で日本建築学会の「小規模建築物基礎設計指針」を借りてきました。
これを借りるのを目的に行ったわけじゃなかったんですが本棚でたまたま見つけたので、ついでに。
以前の会社にはあったので、そのとき少し読んだのですがおさらいの意味で再度読んでみました。

うそです。読みきれてません。

私は構造設計の専門家ではないので、難しい公式の意味は理解できませんでした。
(まぁ、公式ってのはもともとそういうものだけど)
しかし、目を通すだけでも考え方の道筋ぐらいはわかるので、充分勉強になります。
実際の設計においては、プログラムや簡易計算図表を用いますし。
ここでは、さわりの部分である(構造の考え方としての)基礎の種類と地盤補強の種類を紹介します。

基礎は、支持形式により大きく以下の2つに分けられます。
・直接基礎(布基礎、べた基礎等)
・杭基礎(鉄筋コンクリート製杭、PHC杭、鋼管杭等)

戸建て住宅などの小規模建築物の基礎は、鉄筋コンクリート造の布基礎やべた基礎などの
「直接基礎」を採用することが多いですが、地盤調査の結果により直接基礎下の地盤に
「地盤補強」をすることがあります。

地盤補強の種類で主なものは以下の通り。
・浅層混合処理工法(表層改良)
・深層混合処理工法(柱状改良)
・小口径杭による工法(鋼管杭等)

お気づきでしょうか?

ここで出てくる「小口径杭による工法」は直接基礎を支える地盤補強の方法であり、
前出の「杭基礎」とは違います。
このことは、住宅保証機構の住宅瑕疵担保責任保険設計施工基準・同解説にも記載されています。
一般的に見れば同じ「杭」ですが、構造検討の方法が違うので、材料、工法も違います。
上記の小規模建築物基礎設計指針では小口径杭を地盤補強として扱い、
その設計は鉛直支持力についてのみ検討することとしています。
水平抵抗は直接基礎の底面と杭の杭頭部あるいは地盤との摩擦抵抗について検討します。
この場合、杭頭は直接基礎にのみこませず、杭頭天端は捨てコン下端またはその下の
砕石下端にします。

小口径杭の材料は、主に鋼管杭がよく使われ、
その場合は肉厚6mm未満の一般構造用炭素鋼管(JIS G 3444のSTK400)を使います。

ちなみに「杭基礎」に用いられる杭は、建設省告示第1347号による「基礎ぐい」として記述があり、
鋼管杭の場合は、肉厚は6mm以上かつ杭径の1/100以上となっています。
材料は、JIS A 5525(鋼管ぐい)のSKK400またはSKK490が使われます。

・・・この記事、需要無いよね。

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